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・電池のコネクタの接触状況
・外筐の外観検査
・取付け状況の検査
[必要とする機材]
・トランシーバ等の連絡用機材
その他とくになし
(2) 簡易点検器具(チェッカー)による整備点検方法
[概要] SARTの前面2〜8mの規定された距離から手持ち形式(たとえぱピストル形)の点検器具で、SARTに試験用トリガ電波を照射する。その電波に応答してSARTが発信すれば有効に作動しているものと判定する。この試験は窓のないコンクリート造りの部屋か、船室内で実施すれば外部に電波が漏れることなく点検できる。
なお、この簡易点検器具ではSARTの発信状況をスピーカと発光ダイオードで示すことができる。電源関係の点検は、電池の有効期眼、コネクタの接触状況を整備点検する程度である。
その他、外筐の破損や取付の不安定部分の有無を確認する。
[点検項目]
・発信応答の確認
発信出力、発信パルス幅、受信感度の概略
・電池の有効期眼
・電池のコネクタの接触状況
・外筐の外観検査・取付け状況の検査
[必要とする主な器材]
・簡易点検器具

 

 

 

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